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2022.03.22 Tuesday
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ブックブリテンボードは、最近発売された本、雑誌、まんがの中から、注目のタイトルを紹介するブログです。文芸、ノンフィクション、社会、経済、科学から料理、アート、音楽、エンターテイメントまで幅広いジャンルをカバー。本屋、書店、アマゾンや楽天の通販ショップの売れ筋、ベストセラーのほか、隠れた名作もピックアップ。ぜひネットショッピングの参考にしてください。
2017.03.12 Sunday
この人以上の野球バカは他にいない!あなたの町には、野球のこれありますか?
日本の野球場を巡ってレポートしたユニークなスポーツ読み物。 なにはさておき、日本に877か所も野球場があると知ってびっくり。単純に割り算すると、1県に18か所の野球場があることになる。そういえば、昔は少年の代表的スポーツといえば野球だったもんね。田舎町に行くと、外野が雑草だらけの野球場をよく見かけたし、学校のグランドには、ライン引きで引いた野球のダイヤモンドの白い線が薄く残っているのが、日常の風景だった気がします。
今では、サッカー人気におされ気味で、野球をしている子どもの姿を見なくなったけど、多摩川の土手なんかでは、成人草野球チームのユニフォーム姿を見かけることがあって、つい心の中で「リーリーリー」って掛け声をかけてしまいます。
ちなみに、この手の本では、ゴルフ場の本はよくあるんです。日本の出版社からも出ていますが、実は海外の出版社のほうが熱心かも。海外の有名ゴルフコースは、海沿いの絶景コースや有名なゴルフプレーヤーが設計したコースなど、個性的なゴルフ場が多いので本にしやすいのかもしれません。
でも、本書も負けてはないですよ。何がすごいって、この著者877か所全部にちゃんと訪問してレポートしてるんです。しかも、全877箇所で試合を観戦してから書く、という力の入れよう。基本情報として、全ての球場の写真、所在地、訪問年月日、球場の規格、最寄り駅からの道順などを網羅しつつ、著者のコメントが添えられているんですが、例えばイチローが過去に試合をした球場の場合、その記録やエピソードがあったり、高校野球の伝説の試合の様子が書かれていたり、まさに保存版ともいえる一冊。 こういう人を野球バカっていうんだろうな、と納得&おすすめの本。 『全国野球場巡り: 877カ所訪問観戦記 / 斉藤振一郎』
JUGEMテーマ:野球 2022.03.22 Tuesday
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